2019年9月3日火曜日

海賊放送 ステレオ送信 受信 計画

 オーディオマニアのOMが海賊放送の第1送信機を非常に気に入ったようで、お貸ししたら帰ってくる気配がない。海賊放送の存続に関わる由々しき事態なので対策を講じねばならない。

 無い知恵を絞った結果、ステレオ送受信機をエサに、第1送信機と交換という体で奪還する。ひとつ間違うと人間関係を壊してしまいかねない危険な計画。

 ステレオ送信機と言っても超高音質な送信機や受信機を作る自信はないので、どうしたものかと途方に暮れていたが、ザッピングという言葉から連想しているうちにアイディアが浮かんだので実現してみる。
 2台の送信機で左右の信号を送信しようと言うものだが、受信機が2台必要になる。であれば、受信機も2台作ってしまおう。ただし、超高音質な受信機など作れないので、RFアンプと検波段だけのストレートラジオを作って、検波後はアンプも何も無しで出力し、OMのプリアンプで補っていただこうと目論んでいる。
 これならば、変な味付けもなく、下はDC間際から上は超音波でもお好きなだけ入力していただき、検波側もほぼ原音のまま出力されるので、お好きなだけアンプしていただく。「音はプリアンプに左右されますよ」とでも…以下省略。


【試作中の送信機】
 使う予定のない31/33MHzのCXOを使い、捨てる予定だったWi-Fiルーターのアンテナで到達距離5〜10mを予定している。

 出処不明のトランス式ACアダプターと、レギュレーターは7805の1A級の非常に余裕の容量で、平滑コンデンサーには100uF級のO/Sコンを40個も使った超贅沢な電源を使い、CXOにはメーカー不明のものを2個搭載し、SBMにはヘプタファイラトランスと6個のシリコンダイオードを左右のチャンネルに装備。リニアアンプには危うく捨てるところだった足の長さが揃わない2SC372を各チャンネルで2本ずつパラレルに使った超贅沢な送信機が仕上がった。また、あまり用を成さない乾電池のアダプターも、停電時でも使用できるようにセットした。本当に無駄贅沢な作りだ。

次は受信機を作る。

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