【CFJ455K15】SSB
BW=2.4〜2.7KHzIMP=2kΩ
CWやSSB用のクリスタルフィルタは非常に高価で、なかなか手が出ない。セラミックフィルタで我慢。
R-1000でAMナローにすると±1.2kHzになるように設定できる。。こんな狭いフィルターでAMを聴くことなど無いと思っていたが、5khz程離れた局が邪魔な時に切り替えればバッサリ聞こえなくなる。
オークションでお譲りした方の中で、これを2段にしてメカフィルの代わりに使っている方が居られるが、「切れ」を重視したものなのだろうか…。
カスケードにする時は、コンデンサではなく抵抗でターミネートした方が特性が綺麗だったと情報を頂いている。
以下のデータは個人的に集めたもの。
6dB 帯域幅
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減衰帯域(40dB)
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保証減衰量
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挿入損失
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入出力
インピーダンス
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CFJ455K
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±1.1〜1.3kHz
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Total4.5kHz以下
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-
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6〜7dB以下
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2000Ω
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【メカフィル…】
以前はメカフィルに勝るものはないと思って集めていたが、古いものは受信音に違和感を感じたり、中にはキャリアが通り抜けてしまう物があって不思議に思っていた。自作仲間に分解した物を見せてもらったところ中が酷いことになっているのを知り、メカフィル信仰は…。
最近のものは改善されているかも知れないが、セラミックフィルタに不満はないので二度と手は出さないと思う。
【KBF455P-4AS】AM-Narrow 向き。
中波放送の受信用に使うと音楽もNHKのニュースのように聞こえる。好みはあると思うが、狭い。短波放送の受信や通信ということでは非常に了解度は高い。通信向き。。
以下のデータは個人的に集めたもの。
6dB 帯域幅
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減衰帯域(40dB)
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保証減衰量
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挿入損失
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入出力
インピーダンス
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KBF455P-4AS
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±2kHz
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±7.5kHz以下
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35dB以上
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6dB以下
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2000Ω
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【CFUM455G】AM-WIDE FM-Narrow 向き。
国内の中波放送を受信する際にこのくらいの帯域は欲しい。ただし、帯域が広い分混信には弱い。DXを狙うならワイド/ナローの切り替えは欲しい。
AMの送信にも使うならAFで3kHz以下になるフィルターが別途必要になる。あまり無頓着にしない方が良い。
スーパーナローFMにもこの位が丁度良いと思う。
最近のことはわからないが、CBに使われているものにも455Gの刻印を見かけることが多かった(同じ特性かどうかわからないが…)ので、10kHzセパレートやラジオのような9kHzセパレートだと丁度良い選択と思える。減衰量を補うためか2段使った物を見たことがある。
以下のデータは個人的に集めたもの。
6dB 帯域幅
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減衰帯域(40dB)
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保証減衰量
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挿入損失
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入出力
インピーダンス
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CFUM455G
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±4.5kHz
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±10kHz以下
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27dB以上
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6dB以下
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2000Ω
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可もなく不可もないフィルターを探すのであれば、中心周波数が450KHzで帯域が6KHzのモノが安価に出回っているようなので、それを使うほうが良かも知れない。
【CFV455E】AM-Hi-Fi FM 向き。
6dB BW= ±8KHz IMP=1.5kΩ
今時のFMの実際の帯域は12kHzまで無いようだから455Fが旬なんだと思う。少々広めだが、20kHzセパレートならこれで十分。
国内の中波放送を聴く上で本来のHi-Fiと言えるのは、この位の帯域が要るらしい。公文書を見つけられないので定かではないが、中波局には占有帯域が15KHzまで許可されているようだし、実際のスペクトラムは更に広いとも聞くので、ストレートラジオが高域まで聞こえてビックリするのは、狭いフィルターに聴き慣れているせいなのかもしれない。
一般にAM=6KHzというイメージが広がっているような気もするが、あくまでアマチュア無線で許可されている占有待機幅であって、放送のことではないらしい。
【フットプリント】
ただでさえCFV455の情報は少ない。原寸すら知らない人のほうが多いことだろう。ノギスで現物5個を測った平均の数値にした。
AMモードのフィルター帯域について
JRC JST-135
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Kenwood TS-2000
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TRIO R-1000
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2.4/6/12KHzの切り替え | メインバンド 6KHz サブバンド 12KHz |
6/12KHz若しくは2.4/6KHzの切り替え |
【JST-135にて…】
AM-Narrow
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AM-Intermediate
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AM-Wdie
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2.4KHz
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6KHz
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12KHz
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切り替えて聴くとWIDEが”普通”に思える。一度でもWIDEで聴いたら放送をナローで聴く人は居ないと思う。
JST-135と比べてR1000は低音が薄く甲高い音なので同じ帯域幅とは感じない。我が家のR1000は内部で6/12KHzと2.4/6KHzの切り替えが可能だが、12KHzではキンキンし過ぎて疲れるので2.4/6KHzに設定して使っている。他の方のR1000と聴き比べたことはないので分からないが、古くなって低音が出なくなっている可能性があるかも知れない。
【TS-2000にて…】
S/NとかC/Nの問題になると思うが、TS-2000でLPFとHPFの組み合わせが一番広い状態と一番狭い状態で聴き比べると、音楽の時は広いほうが良いが、アナウンスは狭いほうが聴きやすい。
【TS-2000のサブバンドにAM専用フィルターは無い】
サブバンド専用のアンテナ端子もないし、HFのコンバーターを接続するのはやめたほうが懸命か…。
TS-2000はメインバンドが142MHz〜のためAIRを聴く時はサブバンドで受信するが、そのサブバンドは帯域が12KHzのようなので、広帯域であまりにもS/Nが悪いので外部スピーカーを増設し、スピーカーと直列にインダクタを入れて使っている。状況によるかも知れないが通信にWIDEのAMは不要だと改めて感じる。
「無線機で聞いている音」ということで6KHz帯域に拘るならともかく、放送を聴くならFM用(BW>12KHz)のフィルターが必需だと改めて思う。
FM放送用
【型番不明 10.7MHzセラミックフィルター】
画像のセラミックフィルターには、4色のマーキングがある。
どうやら、中心周波数が違うようで、
青=10.67MHz
赤=10.70MHz
橙=10.73MHz
白=10.76MHz
と、なっているらしい。
帯域は、200KHz以上300KHz以下というところだろうか…。インピーダンスは300Ωくらいだったと記憶している。一般的には1個有れば足りているもよう。
【NOAAの受信】
NOAAの受信には帯域が50KHz以上必要と聞いたことがあって、フィルターを探したが入手できず、やむおえずこれを使って受信したことがあったが、他に混信がなかったせいか無事受信することが出来た。今考えるとフィルターが必要無かったのではないかとも思える。
【新たな使い方】
2.4GHz以上で旧式な局発のトランスバーターを使う際の親機のフィルターに装備して、455KHzのフィルターをナロー/スルーの切り替えにしておけば、スルー時に100KHz以上の帯域を受信できるため周波数安定度が多少悪くても待受に使える。QRVしている局が少なくて、混信が少ない場合に有効だと思う。
【SFG-10.7MA】
8素子なので減衰量は単純に上のフィルターの4個分という計算で良いかと。
放送の受信としては、送信所が目の前とか商店街でコミュニティFM局が潰し合ってたり、よほどのDXを狙ったりしない限り不要。
青い印があるので、これも10.67MHzの可能性がある。少々ずれているが、実験では問題なし。上のオレンジのフィルターと組み合わせて使って狭帯域化しても受信には問題なし。
【16.93MHz】
セラロックにしか見えないが、16.93MHzのセラミックフィルターだそうなので、16.9MHzの中間周波数でも上記のように使えそう。海外製。
16.934MHzの水晶が入手可能なので、送受信のペアに出来そう。
【インピーダンス変換】
フィルター群のインピーダンスを一気に50Ωに変換するとコンデンサの容量が1000pFを超えてしまうので温度特性が気になる。
各々のフィルタを一度500Ω等に変換してから、同軸を使う時等50Ωにする必要があるときにもう一度変換すると扱いやすい。と思う。
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