2019年8月14日水曜日

SDRのコンバーター



 娘が遊びに来た時に、FM放送を聴きたいというのでGqrxで聴かせてあげたところ、”これちょうだい”という顔をしていたので、予備に買ったのを帰るときに持たせてあげた。 しばらくコンバーター無しでも困らなかったが、必要になったので作ることにした。




【イメージ】
 ジャンクのケースに現物合わせで配置を模索中。放熱しないと結構熱くなるので、上下をアルミのブロックで挟んでケースに熱を逃がそうかと…。アンテナの切り替えはラッチングリレーで。

【USBコネクター】
 前回と同じプリンターと同じタイプBのメスにしようかと思っていたのだが、マイクロBかMiniBにしようと思う。ブレッドボード用の変換基板はネジ止め出来ないので、画像(aitendo)のような基板を買ってくる。

 折角DCのコネクタがリアパネルに付いているので、電源もバスを使わず、外部から供給する。


【回路図】
 前回と同じ。60MHzのCXOの出力から2倍の高調波をSBMのLoポートへ。電圧を上げるためトランスの巻き数はDi側を2倍に。アンテナ側のLPFとRIG側のHPFは30MHzと100MHz位で設計する。多少誤差がでてもさほどのことはない。







【内部】
 ジャンクのケースを使ったので穴だらけ…。
 他にも詰め込みたいものがあるので、SDRとコンバーターは別の筐体にした。SDRの発熱が少々不安だったので、底面に大きな穴を開けて小型ファンを付けることも考えていたが、それほどでもないので様子を見ることにする。
【前面】
 両方共2系統のアンテナを使えるように切り替えスイッチをつけて、コンバーター側は前後に入力を配置した。前面に入力があればノイズジェネレーターと組んでフィルターの特性などを見るときに使えるので便利。

 今回はSMAコネクタをやめて全て絶縁タイプのBNCにし、内部はRG176で取り回した。
 CXOの出力の高調波が思いの外少なかったために60MHzでの混合となった。

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