2019年8月4日日曜日

FM 復調 実験構想 FM Demodulation 2 Ex-ORを使わない方法

FM 復調 実験構想 FM Demodulation の続き。

Ex-ORを使わない方法



【Ex-OR vs AND】
 やはりANDでやると出力は小さそう。ならばANDの後にワンショット入れる…。NANDと組み合わせて…。Ex-ORを買ってきた方がスマート。567の方が小さい。以下省略。



【実験】
 パルスの数を増やすために2逓倍して…、微分して積分する。少し近づいただろうか…。

 共振回路は使わずフェライトビーズで良さそう。Diも神経質に特性を揃える必要はない。ほぼ無調整。電圧が足りなければトランスの巻き数で…。
 これなら何処でも入手出来てディスコンの心配も不要かと。

 これは、古いFMチューナーで使われていたパルスカウント検波?というものではないだろうか…。ステレオチューナーを作ろうとしているのではなくて、カスタムICを使わずに済む方法を考えているので音質などの話題はひとまず置くが、一歩前進と言うところだろうか。

 稼働中の受信機のリミッターアンプ出力に接続して確認してみよう。



手本にしている市販機の中から…。



 手元の資料マニュアル類からは、市販のアマチュア機で専用ICを使っていないものは数機種しかないもよう。なかでもTR-2200の回路は強烈…現物の確認が出来ないので何とも言えないが、何かが抜けているように見える。基本的に私のお手本は市販機の回路図なので、こういうのはやめてほしい。



 これも、あるモービル機の回路図の抜粋で、セラミックの共振器を採用したもの。同じものは無理でもセラミック製品を使うのも選択肢の1つにあげておこうと思う。
 構造上3本足のセラロックでは成り立たないだろうけれど、2素子のセラミックフィルタなら…いけるかもしれない。と予想。







【先を越される。】
 どうやらお仲間がNANDでFMを復調したもよう。別件の実験後にDGL(Accuphase)の画像を思い出して目の前にあるブレッドボードで組んでみたとのこと。
 手書きの写メだったので、エディタで図面にした部分的抜粋。端折っているのでこのままでは動かない。


【次の実験構想】一部修正
 少し前にバイアスの無いMixerの事を書いたが…。バイアスが無ければ必然と出力はパルスになるので、LPF(積分)に入れれば復調できそうな…。という考えが浮かんだ。
 理屈は合っていると思う…と言っても3日もすれば「あ、違う…」と思えてしまう。

【悪い虫がうずく】
 案の定、微分回路のコンデンサーの放電時間を左右するエミッタ側のRの存在が気になって仕方がない。74HCU04ならSEPPなのでRは不要になる。
 また、±2.5Vのリミッターアンプでもあるので、カスケードにすれば…。結局xxU04に戻ってしまった。
 
【AM抑圧率を上げる】
 ここまでやる必要があるのか疑問はあるが、AM抑圧率100%を目指して…。





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専用ICを使わずに、ディスクリートでFM復調計画

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