QRP計画
自作仲間に「お題」を出す順番が回ってきそうな雰囲気。
2mバンドのメインチャンネルが144.48MHzから145.00に変更されたのは70年台前半と聞いた覚えが…。当時作られたリグに搭載されたままの144.48MHz以下の水晶は、半世紀もの間使われること無く眠ったままになっていると思う。
コレを使った144MHzAMトランシーバーを題材にしようと考えている。
予備実験
シンプルな0.1W以下のハンディとプリアンプ内臓を内蔵した1Wクラスのリニアの組み合わせを思い描いている。
【ロジック+SBM】
可能な限り無調整に出来るところは無調整にしたい。74VHC244の構造の問題もあって、逓倍を2ステージにしたところうまくいった。TR2200の水晶を使うことも考えてステージ間に48MHzの共振回路を入れた。
【トランジスター】
乾電池での運用を考えるとSBMでのロスが気になり、低電力変調から大電力変調に変更。ついでに発振逓倍から全てをトランジスタで構成。
【変調トランス】
mWクラスの変調トランスに手持ちのパッチンコアでは大きすぎるので小さめのを探さなければ。
【Tr+DualGateFET(Eモード)】
FT-690の真似。変調トランスを使わず終段に変調をかける方法のひとつ。FETのG2に変調をかけてみた。Dモードのデバイスでは変調率が低かった。
後に気になった…ドレインにも変調をかけたらどうなるのだろう…以下省略。
【RF/1'st MIX】
小型に作るなら適材だと思う。データシード通りの回路を基本に、AGCを加える構成。
【IF/DET】
待ち受けにスケルチ無しというのはいただけないので、当初TA7640を使うつもりでいたが、互換品も流通していないようだし、手持ちが1個となったので保守用に残すことにして計画を変更。
LA1600がまだ手に入るもよう。幸いなことに消費電力も少なめで6pinからVagcを取れるのでメーター回路とスケルチに…。
【IF/DET 回路】
ラジオたんぱ(現ラジオNIKKEI)専用ラジオから外した水晶を再利用して作ろうとした受信機の回路図が残っていた。部品点数が少ないことから今回の計画に最良な選択と思えるので、これを基本に周辺回路を加えていく。放送の受信ではないので検波出力に2~2.5KHzのLPFを入れる。
【1'st IF Filter】
一番入手しやすいFM放送用を使う。
【2'nd IF Filter】
手元にある455KHzのは帯域が少々広いので、450KHzで4〜5KHz帯域の物を使う。
0 件のコメント:
コメントを投稿