2018年5月8日火曜日

74xxU04 Noise Blanker

周辺回路も含めて可能な限り少ない部品点数でノイズブランカ(以下NB)を完結する計画。




U1の出力がHになるとマルチバイブレーターの発振が止まる。


U2はアナログアンプだけれど、U1のOUTがHの間はU2のOUTはLに固定されるのでスイッチとして使える。便宜上OFFの状態と呼ぶことにする。
 U2がOFFの状態の時は出力が”L”になるので非常にアイソレーションが高いと考えている。

AGCを追加して時定数を設定すれば1個のICでシンプルなNBを完結できそう。

xxU04でバランスドモジュレーター等をやり始めるきっかけとなった回路。

スイッチするならMixerとしても使えるだろうと判断してNB Gateと併用する。AGCに十分な時定数を持たせて、時定数に影響されないパルス性の信号のみでゲートのON/OFF信号が生成されるようにするのが一番コンパクトに作れそうな気がする。
シングルコンバージョンに多く見られるIFが10MHz位までの構成なら74HCU04で良いと思うが、ハイフレと呼ばれるようなIFが数十MHzの構成に使う場合はAHCU04などを使うか、2nd IFに組み込むように工夫する必要がある。

ところで、ノイズアンプにC-MOSを使うのは如何なものだろう…。C-MOS特有の”遅延”が元でノイズの先頭をブランク出来ない状況が起きないだろうか?AHCU04のtpLH/tpHLを1〜5nsとして4段で4〜20nsだと仮定するとハイフレ(と呼ばれる領域)だと360°?1周してしまいそう?
以下省略。



やはりNB Gateとして採用するのが都合が良さそう。ミキサとしても使えてGainもあるので理想的ではないだろうか…。






0 件のコメント:

コメントを投稿