電子部品の整理をしていて、2本の真空管が出てきた。オークションのオマケに頂いたモノだと思う。真空管はあまり好きになれなかったこともあり、30年ぶりに手にして「こんなに小さかったか?」という印象。
何故好きになれなかったかというと、最大の原因は”大きなヒーター電流”で、専用のトランスを準備出来ない場合のヒーター電源の扱いがいまいち良く分からず、面倒になってしまった。
お仲間にその話をしたところ、「2本直列にしてスイッチング電源につなげ」とアドバイスを頂いた。なるほど、それなら簡単だ。さらに彼曰く「プレートも12Vでいけ!」との話で、一瞬”???”だったが、そんな低圧で動かそうなどとは思ったこともなかったが少し先が見えてきた感じだ。
6AV6という球を知らなかったのでWebで調べてみると、主に(A)のような使い方をする検波管だということは分かった。⑤⑥Pinが俗に言う2極管若しくは2極部ということになるのだろう。スーパーの検波段として開発されたものなのだろうか…。
1本で使うと(A)のようになると思うのだけれども、これでは”ゲルマニウムラジオ+アンプ”のような構成に思え、期待外れなものになりそうな予感。
手元にある球で作ろうとしているのに、更に他の球を購入する方向に発展することになっては本末転倒なので、なにか良い方法はないか調べていたところ、AFのアンプとして使う場合は2極部を使わずグリッドに入力している事が分かった。純粋に3極管として使われている模様。ならば(B)のような使い方も可能なのだろうか…。
12Vの電源を使う以上6BE6とセットで使うことになるので、6BE6をVFO付きのクリコンに6AV6は周波数固定の再生検波とすれば、不要な輻射も防げて良いのではないだろうか。
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