2017年5月8日月曜日

(仮称)海賊放送計画 第一送信機 307.2KHz




 秋葉原の某店で目について購入しておいた。この出力に変調をかければ、長波送信機が出来上がる。音楽でも流してBGMにしよう。
 もっと低い周波数になるよう分周してしまおうかとも思ったが、いろんなRIGで受信できるほうがいいので、今回はこのままで。


ちゃんと発振するか確認。
 カウンターまでのケーブルのコールド側を外してアンテナ代わりにしても、屋外にアンテナを設置しているRIGでは信号を確認することは出来なかった。これだけ低い周波数になると輻射効率はとても低いと思う。


 次に変調部分。ダイオードでSBMを作る。私は好んでSBMを使う。主要部品はダイオード2本とフェライトビーズ1個。AMなので、ラフに作っても大丈夫。経験上キャリアダダ漏れ間違い無し!種類の違うDiを2本使うのも、しっかりキャリアが出る。このようなCXOの出力でやるなら10D-1なんかでも変調かかるんじゃないか? 寧ろその方が音が良いかも知れない。

 撚りすぎて断線させてしまったようだなので、トランスを巻き直した。最近φ0.13mmが一層細く感じるようになった。
 いよいよFB801に0.1mmクラスがしんどくなったら、FT50とかFT37に0.3mmを試してみようと思う。何を作っても真空管ラジオのような大きさになってしまうかもしれない。


ブレッドボードにてテスト。
 TS2000のEXT ANT端子に直結。今回は1SS119が余っていたのでSBMに採用。期待通り?SBMのバランスを崩さなくてもキャリアダダ漏れ。FMラジオをソースにそのまま変調してみると、TS2000のスピーカーからFM東京が流れてきた。高調波を調べてみたところ、614kHz・927kHz・1228kHz・1536kHzで確認できた。しっかり変調されている。これはAMラジオの調整に使うと都合の良い周波数だ。

OSCの出力電圧が高いのを考慮してトランスの巻き数とDiのVFと本数を変えてみた。Diの本数の組み合わせでもキャリアのレベルが変化するのを体験できた。

Diの本数を増やすと心なしか音質が良くなったような気がする。

今回の実験中に隣のJST135でも同じ周波数を受信してみたが、信号は確認できなかった。信号が弱すぎて、ケーブルを直結しないと受信は困難なレベル。
SBMの出力は数mW出ているかも知れないが、1m程度のリード線をアンテナにしても、輻射されるのは数μWだろう…きっと。
もう少しパワーアップする必要がある場合は、変調出力をオーディオアンプで増幅するのもアリだと思う。

早まって「海賊放送をやってる奴がいる」と通報されても困るので書いておくが、「海賊放送」という名前のトランスミッターの話で、敷地の外まで届かない程度の出力なのを明記しておく。

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2017年5月5日金曜日

エネループ1本のアンプ メモ

 随分前の事だったと思うが、チョークコイルに電源トランスを使ったものを見せてもらったことがある。単3電池1本でスピーカーを駆動しているアンプは、とても大きな音がして衝撃的だった。
 最近、エネループ絡みの工作が多いので、エネループ1本でどれだけ大きな音を鳴らせるか試してみたい。
 持ち歩くのが目的ではないので、この際大きさや重さに関しては、論外とする。基本的に手持ちの部品の枠内で。

 たまたま手持ちのラインフィルター(S21V-080200)は、少々数が多くて死蔵ししている。折角あるものなので実験をしてみる。テスターで測ると22.5mH。直列接続で95mHと表示される。
 回路図を用意はしたが、バイアスの抵抗は、100Ω位にしないとダメじゃないかと思う。電解コンデンサも3本とも電源用に用意した4700uFに変更したほうが良いと思う。

 最後にひとつ、音の大きさという点で期待をしてはいけないと思う。手に入る程度で…そう4Ωや8Ωのスピーカーに1.2Vのアンプでは、たかが知れている。

2017年5月2日火曜日

ラインフィルター NEC TOKIN SS21V-R080200 SS11V-13035



 少々インダクタンスの大きなラインフィルターを持っている。規格は20mH(0.8A)で直流抵抗は0.8Ω。テスターで測ってみたら22.5mH、直列接続では95mHと表示された。

 この手のラインフィルターを使って、CW/SSBのフィルターを作る記事を雑誌で見た記憶がある。30mH程のラインフィルタの巻線を直列に接続し、120mHものインダクタンスを得ることと、そのインダクタに電流を流すことでインダクタンスを変化させる方法でRIGと外部SPの間に設置するAF型のフィルターだったと思う。


 8200pFのスチロールコンデンサを接続し並列共振回路とし、発振周波数を実測してみる。(画像に写っているのはフイルムコンデンサー)1巻線で11.80kHz、2巻直列で5.53kHzとなった。計算してみると、2巻直列接続時に500pF程の浮遊容量があるようだ。
 SS11V-13035(3.5mH 1.3A)が出てきたので、測ってみると、1巻線で30.54kHz、2巻直列で15.12kHzとなった。


 SS21V-R080200に1uF(105)のセラミックコンデンサーを接続してみたら500hz程になったので、1uFを2本直列にしてみたところ710Hzだった。390nF(394)で800Hz位になってくれそうだ。理想はアクティブ素子とスピーカーの間に入れたいところだけれども、自作機でAF-PAの手前に入れたいところ。








2017年4月29日土曜日

TK14590V Vcc1.2V FMIFsystem にてCWを受信する。②

前回の続き

 以前入手した455kHzのX'talを使った発振回路がうまくいってない。デバイスを変えようが、定数を変えようが、電圧を上げようが下げようがウンともスんとも。





 致し方なくセラロックに変更。今までの苦労が嘘のように簡単に発振した。しかし、発振周波数のバラつきの多いこと…435KHz〜480kHzにまで至っている。発振してくれない455kHzのX'talについては、後に検証が必要。
 セラロックでBFOを組むのは周波数安定度に不安はあるが、この際仕方ないので、微調整にはLを使わずCのみでやる方向で考えている。


 3端子のセラロック(セラミックフィルタ)が一番中心に近い周波数になった。2SC945(1.3V4mA)少しオーバーレベルのよう。全体が出来てから1mA以下に調整する。

 ⑪⑫pinを接続し、IF-AMPに信号を入れて、クリスタルイヤホンで⑬pinの出力を聞いてみると、綺麗なビートが聞こえる。思いのほか音が大きい。


 ⑫⑬Pin間のフィルターアンプはブロック図上でサレンキー3次LPFのようなので、一般的には非反転(負帰還)でGain=1になっていると思える。

 後日クリスタルイヤホンにて⑪Pinと⑬Pinの音量を比べたら⑬Pinの方が少々大きかった。Gain1ではないようだ。
 ここでBFOの発振回路を組めれば1個のICで完結できると内心思ったが非反転では…以下省略。


 次は、1-2PinのOSCの実験に入るのだが…そもそも何を受信するのか考えていなかったので、周波数構成も決めていなかった。
 試しに、BFOの実験で使ったセラロックを内蔵のOSCで発振させてみたが、レベルの低いこと・・・。
 ついでなので、300uHのインダクタとポリバリコンをつけてVXOとしたが、バリコンをつけると発信してくれない。バリコン無しで試すと周波数が360Khzになってしまった。動きすぎ。こんなに動いて発振するとは…。とてもシュールな状態にあっけにとられてしまった。

今日はここまで。



受信すする周波数を決めてから先に進もう。

 そういえば、セラロックでVXOを組んだのは初めてのような気がする。455kHzのセラロックで組んだVXOが、360kHzまで動いてしまった件については、改めて実験が必要。
X'talでは1%以上可変できた事は一度も無かったような気がする。



受信機を仕上げる



 手頃な箱が空いたので、準備を進める。




 いつもならパテで埋めるところを、使いきってしまったのか見当たらないので、グルーガンでやってみた。

 ポリバリコンは穴位置をギリギリにして嵌めこむようにしたら、外れなくなっていたのだが、強化のためグルーガンで固定。



 さしあたり黒マジックで…。VRの穴を開ければ完成?


1.5Vの外部電源は持っていないので、いつもエネループを使っていた。中に固定するのも考えたが、無駄な穴を塞ぐ役割も兼ねて背面に固定。








2017年4月12日水曜日

実験 Murata CDAC10.7MG46-A-TC(セラミックディスクリミネーター)TA2003でFMラジオを作ってみる

セラミックディスクリミネーターらしき物が出てきた。
 他のものとセットで入手した物で、型番で検索しても「それらしい物」としかわからず放置していた。
 本来ディスクリミネータは専用品なのか、IC毎に違うディスクリミネーターが推奨されている。この部品がどのICに推奨されているのかは判明しなかった。なので、どの程度使えるか実験してみる。

 友人の話では、以前セラミックディスクリミネーターが入手出来ず、TA2003に検波コイルの構成でFMラジオを作ろうとしたが上手く動かなかったそうだ。随分苦労したもののモノにはならなかったと。

 チップのままでは実験するのに都合が悪いのでリードを付けた。


 今やリード付きの部品はチップ部品にリードをつけて作っているようなので、手間がかかる分コストも…。(画像はTDKから拝借)



 ジャンクのラジオを分解してみたら、TA2003互換のCD2003が使われていた。セラミックディスクリミネーターを使っているので、CDAC1.7MG46-A-TCを換装して動くか確認してみたらFM放送は問題なく聞こえた。違いはわからなかった。IFTを使う場合は、2Pinとの間のパターンをカットし、C20を入れてDCをカットするようになっている。元々は、そういう構造だったのだろう。IFTでもうまく動くのかもしれないが、折角死蔵している部品を使えるようになるのだから、あえてIFTでは実験しない。が、友人がうまく行かなかったのは、この辺りに原因があるのではないか?


 これで、CDAC10.7MG46-A-TCがディスクリミネータであることは間違い無さそう。TA2003に限らずセラミックディスクリミネーターを使えば、コイルの準備が要らなくなるのはありがたい。機会があれば試してみよう。

 おそらく水晶を使っても復調そのものに影響は無いと思えてきた。勿論セラロックも…。










 秋葉原を通ったのでTA2003を購入してきた。セラミックディスクリミネーターを使い、最小構成でFM放送を受信してみる。
 小容量のバリコンをどこに仕舞ったのか忘れてしまったので同調容量は固定で、Lを伸ばしたり縮めたりして周波数をあわせた。アンテナは1m程のリード。
 uPC2002のアンプと5cm程のスピーカーで数時間楽しんだ。






2019.8.5追記
【変調の実験】
 水晶にFM変調をかけても可変範囲が狭すぎて逓倍が必要だったが、セラミックディスクリミネーターに変調をかかけたら思いの外可変範囲が広かったので逓倍無しでも良いことが分かった。順番が逆だが、VXOとしても十分使えるだろう。