秋葉原の某店で目について購入しておいた。この出力に変調をかければ、長波送信機が出来上がる。音楽でも流してBGMにしよう。
もっと低い周波数になるよう分周してしまおうかとも思ったが、いろんなRIGで受信できるほうがいいので、今回はこのままで。
カウンターまでのケーブルのコールド側を外してアンテナ代わりにしても、屋外にアンテナを設置しているRIGでは信号を確認することは出来なかった。これだけ低い周波数になると輻射効率はとても低いと思う。
次に変調部分。ダイオードでSBMを作る。私は好んでSBMを使う。主要部品はダイオード2本とフェライトビーズ1個。AMなので、ラフに作っても大丈夫。経験上キャリアダダ漏れ間違い無し!種類の違うDiを2本使うのも、しっかりキャリアが出る。このようなCXOの出力でやるなら10D-1なんかでも変調かかるんじゃないか? 寧ろその方が音が良いかも知れない。
撚りすぎて断線させてしまったようだなので、トランスを巻き直した。最近φ0.13mmが一層細く感じるようになった。
いよいよFB801に0.1mmクラスがしんどくなったら、FT50とかFT37に0.3mmを試してみようと思う。何を作っても真空管ラジオのような大きさになってしまうかもしれない。
ブレッドボードにてテスト。
TS2000のEXT ANT端子に直結。今回は1SS119が余っていたのでSBMに採用。期待通り?SBMのバランスを崩さなくてもキャリアダダ漏れ。FMラジオをソースにそのまま変調してみると、TS2000のスピーカーからFM東京が流れてきた。高調波を調べてみたところ、614kHz・927kHz・1228kHz・1536kHzで確認できた。しっかり変調されている。これはAMラジオの調整に使うと都合の良い周波数だ。
OSCの出力電圧が高いのを考慮してトランスの巻き数とDiのVFと本数を変えてみた。Diの本数の組み合わせでもキャリアのレベルが変化するのを体験できた。
Diの本数を増やすと心なしか音質が良くなったような気がする。
今回の実験中に隣のJST135でも同じ周波数を受信してみたが、信号は確認できなかった。信号が弱すぎて、ケーブルを直結しないと受信は困難なレベル。
SBMの出力は数mW出ているかも知れないが、1m程度のリード線をアンテナにしても、輻射されるのは数μWだろう…きっと。
もう少しパワーアップする必要がある場合は、変調出力をオーディオアンプで増幅するのもアリだと思う。
早まって「海賊放送をやってる奴がいる」と通報されても困るので書いておくが、「海賊放送」という名前のトランスミッターの話で、敷地の外まで届かない程度の出力なのを明記しておく。
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