MC3357を始めとするシリーズのマニュアルにあるスケルチ回路は巧妙にできているようで、同じように作っても思ったように動作してくれない事も多かった。
一方TR7200などに使われた回路は、私にとって直感的にわかりやすく、真似て作ったものは長期に渡って安定した動作をしてくれた。
MC3371のマニュアルを見ると、pin12の電圧が0.9Vを下回るとpin14がGNDに落ちるようなことが書かれている。その辺りも考慮した上で実績のあるスケルチ回路とサブスケルチに、AM検波器などを加えた回路図をKicadで描いてみた。
差し当たりAMは不要なのでFMだけで再構成した。ついでに電源ラインも高周波的にGNDになるようにしたところジャンパー無しにすることが出来た。
そろそろ集中力が切れそうだと思い、AMは端折って、ネジ穴は端折って…と、無理やり仕上げたので、完成までは程遠いが、取り敢えず印刷したものが見れて少し癒やされた感じがする。
画面上ではズームしながら作業するので、大きさがピンとこなかったが、実際印刷してみると思いの外小さかった。塗りつぶしをやるなら、もう少し間隔を広く取らないと…。
もっと勘が掴めればうまく出来上がるようになるだろう。
【現物合わせ】
印刷したパターン上にMC3371をのせてみたところ。これは使えるのではないだろうか…。
便利な時代になったものだ。パソコンを使い始めた頃に画面にモノサシをあてがって寸法をみようとしたら、「MACじゃないから無理」と言われたことを思い出す。
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